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第57回 温室効果ガス25%削減について

 鳩山新政権になり、総理が「温室効果ガス排出量を20年までに90年比で25%削減する」と目標を掲げました。
 もちろん、地球環境のことを考えると温室効果ガスが削減できれば出来るだけ削減した方が良いことでしょう。


 しかし、この25%削減には賛否両論あるようです。


 いろいろと、この25%削減についてネットなどで調べてみました。その中で、興味深いものが産経ニュースの「家庭で温室ガス25%削減…家計負担は最大650万円」です。
 記事によると、温室効果ガスを1990年比25%削減するためには、一つの家庭で650万円もの負担になるというのです。
 その理由は、今ある温室効果ガス削減の技術(例えば太陽光発電設備の設置やハイブリッド車電気自動車への乗り換えなど)を使用するためです。
 その記事では太陽光発電設備を設置するには185万円必要とのこと。
 う〜ん、かなりの負担額です。
 他にも、省エネ型の家電に変更する必要もあるでしょうから、家計負担が最大650万円というのも納得できる数字です。


 この記事を読むと、25%削減は簡単には達成できる数値ではないということが改めてわかりました。


 でも25%削減と目標が掲げられたので、今から自分に出来ること(例えば、冷房28℃暖房20℃の室温設定、電気をこまめに消すなど)を始めようと思いました。


(管理人 ろど・すた子   2009.09.26掲載)


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