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第42回 危険物取扱者(乙1、乙3、乙5)受検体験談

 一昨年、危険物取扱者(乙4)を取得しました。
昨年は、危険物取扱者(乙1、乙3、乙5)を取得しました。
これらの資格を受けた目的は「甲種」危険物取扱者の受験資格を得ることです。


危険物取扱者受験講座(甲種) の受験資格を得るにはには以下の項目があります。消防試験研究センターのHPより参照)

危険物取扱者受験講座(甲種) 受験資格】
  1. 大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
  2. 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
  3. 乙種危険物取扱者免状を有する者
  4. 修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻したもの

 私めたのさえたの?、?、?の条件を満たしていないので、危険物取扱者受験講座(甲種)の受験資格を得るためには場合?の乙種危険物取扱者免状を有する者でなければなりません。

 さらに?の条件にも乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上の者もしくは次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者(〇第1類又は第6類 〇第2類又は第4類 〇第3類  〇第5類 )にしか受験資格がありません。


 危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上ないので、4種類以上の乙種の資格を取得する必要がありました。
 4類はすでに取得済みだったため、残りの乙1、乙3、乙5を受験することにしました。


 すでに乙4を取得しているので、各類とも「性質・消火」だけの科目(10問だけ)が試験科目です(残りの法令、物理化学は免除)。


 乙種1類(2008年7月受験)
 前日に3〜4時間勉強しました。当日にも3〜4時間勉強しました。たった、それだけです。試験後は「なめすぎてたな」と反省。
 結果は7割正解で合格。


 乙種3類および5類受験(2008年12月)
 前回受けた1類の反省を活かして2週間前くらいから1日2時間くらい勉強をしました。具体的には以下の危険物取扱者試験用の参考書を使って勉強しました。


科目免除者のための乙種危険物取扱者試験―実況ゼミナール! (国家・資格シリーズ 173)
乙種4類合格者のための乙種1・2・3・5・6類危険物試験ズバ「適」


 まず、科目免除者のための乙種危険物取扱者試験―実況ゼミナール! (国家・資格シリーズ 173) を各類につき5回ぐらい勉強しました。そして仕上げに、乙種4類合格者のための乙種1・2・3・5・6類危険物試験ズバ「適」 を利用して予想問題を解く作業を行いました。結果は両方とも7割正解で合格。前もって勉強した割には、微妙な結果でした。しかし、受けた直後から6割以上は正解していることは直感的にわかっていたので安心でした。
 今回は初めて、2つの種類の試験を同時受験したのですが、3類と5類の物質が頭の中でゴチャゴチャになってしまいました。そこの対策をもう少し立てておけばと試験を受けて感じました。


 しかし乙種危険物取扱者試験 、は乙種のどの類かに合格していれば、非常に簡単です。法令・物理化学は免除となり1教科(10問分)だけの受験でいいわけですから。しかし、このレベルの試験はなめていると痛い目にあいます。本当に身をもって体験しましたので。。。気をつけましょう。


 あと1類と6類を残していますが、今年は甲種を受けようかなと考えています。甲種はかなり勉強をしないと受からないだろうな・・と思います。



(めたのさえた   2009.01.22掲載)


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